Strolyではスマートシティでのデジタルマップ導入が進んでいます。私たちのマップは多彩なデザインでエリアとテーマを表現しながら、リアルタイムでバスやモビリティの位置情報を表示したり、多様な機能でコンテンツを提供することができます。また、人々の動きや行動データを分析して、都市計画や施策の立案や改善を効果的に行える支援をします。オリジナルのデータを基に、スマートシティの成長をサポートし、都市開発や改善に関わる専門家や関係者にとって理想的なツールです。新しい体験を求める人々にとっても魅力的なプラットフォームとなっています。
このマップではTokyo Innovation Base(TIB)を起点として、スタートアップの次の行動を促すとともに、東京都のシティプロモーション等への寄与を目指し、2024年2月26日より2枚のデジタルマップを公開、及び実証実験を開始しました! 東京スタートアップエコシステムマップ(TIB周辺) Tokyo Innovation Base周辺のインキュベーション施設シェアオフィス情報、イベント情報などをまとめたマップです。TIBに訪れた方が近場にどんな場所があるのか知る際にご活用いただけます。 ◼︎東京スタートアップエコシステムマップ(TIB周辺エリア)の概要 URL:https://tokyoinnovation.stroly.com/ 実証実験期間:2024.2.26〜2024.3.19 利用:無料 推奨環境:Chrome、Safari エリア:東京都千代田区丸の内3-8-3 SusHi Tech Square 2F周辺 ※随時情報の追加、更新を行っています 東京スタートアップエコシステムマップ(広域) TIB周辺を含む、東京都全域に点在するインキュベーション施設やシェアオフィス情報、イベント情報を掲載。より面的な情報を知りたい方におすすめのマップです。 ◼︎東京スタートアップエコシステムマップ(広域)の概要 URL:https://tokyoinnovation.stroly.com/viewer/1707905272 実証実験期間:2024.2.26〜2024.3.19 利用:無料 推奨環境:Chrome、Safari エリア:東京都全域 ※随時情報の追加、更新を行っています 東京スタートアップエコシステムマップ事業の取り組み背景 ▼起業家やビジネスパーソンの課題 スタートアップが都内で支援を受けるにあたって、どこを訪問すれば求めている支援が受けられるのか明確ではなく、セルフガイドができない状況がありました。 ▼都内行政現場の課題 東京には、Tokyo Innovation Base(TIB)をはじめとするスタートアップを支援する拠点や企業が数多く活動していますが、その位置情報や支援内容が一元化されておらず、スタートアップの次のアクションに繋げられない、支援拠点間を横断していることの効果測定や可視化が難しいなどの課題がありました。 取り組み概要 株式会社Strolyのデジタルマップは、これらの課題に対処するため、使いやすく視覚的に理解しやすい形で東京のスタートアップエコシステムを“見える化”します。都内に点在する様々なスタートアップ支援拠点の情報を視認性の高いイラストマップにより一元的に提供することを目指しています。 このプロジェクトにより、東京ひいては日本のスタートアップエコシステムがデジタル技術を活用して“見える化”されることで、スタートアップが必要とする支援の選択肢を広げることが可能となります。さらに東京や日本のエコシステムを知らない海外から訪れる投資家等の道しるべになることを目指します。 ※この事業は、東京都が実施する、先端技術で都内行政現場課題の解決などを目指す「キングサーモンプロジェクト」に採択されたものです。 プロジェクトに関するアンケートのお願い 実証実験期間中、プロジェクトに関するアンケートを実施しています。ぜひ使った感想など忌憚なくお聞かせください。 アンケートフォームはこちら▶︎https://forms.gle/7edXbYKmDzu4uHfx5
スマートシティシーンにおいて、ベトナム国内外から今最も注目されているエリアの一つである、ビンズン新都市(ベトナムビンズン省)にて、新都市内の見どころやバスのリアルタイムロケーションを表示するデジタルマップを公開しました。 マップを全画面で見る 見どころ ①バスのリアルタイムロケーション表示 バスのアイコンをタップすると路線のルートを表示することができます。 バス停と合わせて見ることで、自身の行き先と合わせて確認することができ、初めて乗車する人にも乗車への不安を軽減させます。 ②中長期的な開発プロジェクトを可視化 べカメックス東急が手がける都市開発の様子や、開業予定の新駅など今後建設されるプロジェクトをイラストとして書き込んでいます。 ビンズン新都市に住んでいる方だけでなく、周辺エリアに住んでいる方や、視察に訪れた方に数年後のビンズン新都市のイメージをより鮮明に思い描いていただけるような内容となっています。ぜひ衛星写真とも切り替えてご覧ください。 プロジェクトについて ベトナム現地の経済・社会課題 ベトナムでは経済発展にともない交通渋滞・大気汚染などの都市課題が顕在化し、主に都市部でのバイクや自家用車による交通渋滞、またそれに伴う大気汚染が深刻な課題となっています。現地政府も公共交通分担率15〜20%を目標に掲げるも未達の状況で対応が急がれます。 今回のプロジェクトの舞台であるビンズン新都市でも同様の課題を抱えており、バスの運行はされているものの、思うように利用が進んでいません。その要因として下記のようなことがあげられます。 ・乗車したいバスが今どこを走っているのか分からない ・自分が乗車したいバスが本当に目的地に行くのか分からない 今回そういったバス乗車への不安を取り除くべく、現地のバス事業社であるBecamex Tokyu Bus社と連携し、ビンズン新都市を走る、路線のリアルタイムなロケーションを表示するデジタルマップを公開しました。デジタルマップ上でバスのアイコンをタップすると路線のルートを表示することができます。 バス停と合わせて見ることで、自身の行き先と合わせて確認することができ、「目的地に行くにはどのバスに乗ればいいかわからない」「目的のバスがいつ来るかわからない」といったバスの利用に対する不安を解消します。 このプロジェクトを通じ、ビンズン新都市でのバスの活用のスタンダード化を目指し、公共交通と徒歩の併用によるサステナブルな移動を促進します。 実証内容 ◼ GPS連動したデジタルマップを活用した、日本の公共交通志向型開発 (TOD)及びMaaS施策の実証 本課題改善の為、Strolyが展開するデザインされたデジタルマップを導入 し、エリアを訪れる人に対し、街の魅力を可視化することで「歩く」ことの楽しさを提案する。さらにマップ上でバスの運行状況をリアルタイムに 表示することで、公共交通の利用を促す。都市部で慢性化している渋滞緩和に取り組み、課題解決に寄与する。 期待される裨益効果 ◼ MaaS発展による社会課題解決とブランド価値向上 ・発信源となるビンズンにおいてはスマートシティとしてのブランド価値向上と集客力向上が期待される。 上記、社会課題解決によりMaaS事業 が発展し、定時運行、CNGガス利用による環境配慮、地域に密着した社 会貢献活動、IT活用による利便性向上や効率的な運用し、将来のベトナ ム都市部のバイク交通量全体の11%のCO2・エネルギー削減につながる。 今後の展開 さらなるプロジェクトの展開として、マップ上でのスタンプラリーの開催を予定しています。動くバスの中にチェックインスポットを設定し、参加者はバスの乗車と、特定のエリアでのチェックインにより抽選に参加できるといった、リアルな空間と連動したイベントの開催を予定しています。Strolyの楽しいデザインのマップで、ゲーム感覚でエリアを周遊することで、それぞれのスポットの魅力や今後のビジョンの共有を図ります。 また、Strolyではマップの利用者の移動データをもとに利用者の移動傾向の分析を行うことができます。今回の企画においても、利用者がマップを使ってどのように移動したか、スタンプラリーの企画に沿ってその移動傾向がどのように変化したか、などの分析につなげることで、エリアにおいて人に行動を促すメディアとしてのデジタルマップの可能性を検証します。 現地企業や政府との協力・連携 ◼ 現地パートナー:東急(株)、Becamex Tokyu Co., Ltd.、BECAMEX TOKYU BUS Co.,Ltd. ◼ 協力・連携の内容:べカメックス東急が開発を進めているビンズン省にて先行的に交通課題の解決モデルを実証実験を行い、都市部への同モデルの横展開による課題解決推進を目指す。 Strolyは、地域の物語を歩きながら楽しむためのサービスです。その名前は、"Story"(地域や場所それぞれの物語)と"Stroll"(歩く)から成り立ちます。プラットフォームでは、リアルな場所で欠かせないデジタルマップを提供し、その表現は非常に自由度が高く、魅力的なデザイン性を持っています。このマップを通じて、地域の魅力や課題をリアルタイムに共有し効果分析することで、エリアプロモーションやマーケティングに活用できます。 Strolyの目指すのは、地域経済の活性化やオーバーツーリズムの解消といった社会課題の解決です。それだけでなく、プラットフォームを通じて多様なマップを提供することで、各地の文化やオリジナリティを知り尊重する社会を築くことも目標としています。地域の魅力を歩きながら体験できることで、人々にその魅力を直接感じてもらい、地域コミュニティの活性化を図ります。 このプロジェクトでもビンズン新都市の地域コミュニティや訪問者に向けて、都市の未来を提示し、スマートシティの持続可能な取り組みをリアルタイムに可視化することで、街の暮らしや移動がサステナブルに進んでいくことを目指しています。デジタルマップも新都市の発展に伴走していきたいと考えています。