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兵庫県神戸市にて「神戸ルミナリエデジタルマップ」がアップデートして公開。

31回目を迎えた「神戸ルミナリエ」。スタンプラリーやルート表示など、アップデートしたイラストデジタルマップが、街全体の回遊性を高め、分散観光に大きな効果をもたらしました。

街全体を巡る新しい「神戸ルミナリエ」へ。

クライアント:神戸ルミナリエ組織委員会事務局
業種:自治体(観光プロモーション)
目的:分散観光

「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と、都市の復興・再生への希望を託して1995年12月に産声を上げました。以来、震災の教訓を次世代へと語り継ぎ、神戸の希望を象徴する行事として、今年で31年目を迎えます。

昨年に引き続き公開されたデジタルマップは、さらに使いやすく、街を深く楽しむための機能を充実させてアップデートいたしました。

【課題】特定エリアへの集中と、通過型観光の解消

例年、神戸ルミナリエでは主要なオブジェ周辺に観客が集中し、激しい混雑が発生することが大きな課題でした。

また、点灯時間に合わせて夜間のみ訪れる方が多く、街全体の回遊や日中からの滞在をいかに促すかが、都市の賑わい創出における重要なテーマとなっていました。

【解決策】「巡る」をデザインするアップデート

これらの課題を解決するため、昨年の運用実績をもとに、デジタルマップへ「接点・機能・目的」を強化するアップデートを施しました。

アクセス性の向上(接点): 今年は各オブジェ横や施設にQRコードを設置するなど、マップにアクセスできる入り口を多数用意。誰でも即座にマップを利用できる環境を整えました。

ルート案内とスポット拡充(機能): おすすめの散策ルートをマップ上に可視化し、併せて周辺の魅力的なスポット情報を大幅に増加。マップイラストのデザインもより見やすく調整し、街の雰囲気がより伝わるものに。街歩きの心理的なハードルを下げ、次へ行きたくなる仕掛けを作りました。

スタンプラリー(目的): 全11スポットを巡る体験型スタンプラリーを実施。目的地からさらにひとつ足を伸ばしてみたくなるきっかけを創出しました。

【効果】データが証明する「面」での回遊と、滞在時間4倍の成果

本プロジェクトでは、昨年よりStroly上に蓄積されるGPSデータを用いた人流分析を継続して実施しています。今年のアップデートがもたらした効果は、数字として明確に現れました。

回遊エリアの拡大: 昨年は来訪の少なかった北側エリアや波止場エリアへ、非常に多くの方が足を運んでいることが確認されました。人の動きを把握できるヒートマップを検証したところ、地図上に表示されたルートに沿って多くの人が動いたことが読み取れます。また、スタンプラリー参加者の85%が「元々行く予定のなかった場所」を訪れたと回答しており、点から面への回遊が実現しました。

滞在時間の向上: 機能の充実と入口の拡大が相乗効果を生み、現地滞在時間は、去年が平均約20分だったのに対し、今年は平均約93分と、約4倍にまで増加。従来は点灯時間帯に人流が集中する傾向にありましたが、今回は点灯前から街を訪れる動きが目立ち、滞在時間の「時間的な広がり」もデータとして証明されました。

圧倒的な満足度と継続意欲: スタンプラリー参加者向けに行ったアンケートでは、スタンプ半分達成者の満足度が93%に達し96%が「来年もまた参加したい」と回答。スタンプを全て集めた参加者においては、より高い満足度に。また、参加動機の第1位が「街歩きを楽しめそうだと思った」であったことも、この施策が単なる案内図を超え、街の賑わいをデザインするツールとして機能したことを裏付けています。

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