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滋賀県大津市の歴史を巡る「大津町古絵図」が公開

「大津町古絵図(大津市指定文化財)」は、江戸時代中期に作られた現在の大津百町エリアの古地図です。このエリアは、江戸時代に東海道の宿場町、琵琶湖の玄関口としての港町、三井寺の門前町として、町がかたち作られました。その後、明治以降の鉄道開通や湖岸の埋め立てなどによって町の様子は変化し、琵琶湖岸の様子は大きく変化しましたが、町なかの様子は現在のマップと比べても変化が少なく、江戸時代の町割りが色濃く残されていることがわかります。周囲の安全確認しながら、地図を切り替えて確かめてみてください。
また、マップには大津市歴史的風致維持向上計画の策定の過程で確認された、大津百町エリアの観光、文化財、四季、祭、人々の営みがわかるスポットを紹介しています。古い写真や動画を盛り込んでおり、楽しく学べるマップになっていますので、ぜひご活用ください。
最後に、「大津町古絵図」は、山が上、湖が下と、現在のマップと比べて南北が逆に描かれています。大津百町を描いた絵図は、ほかにも現存しますが、ほとんどが南北が逆に描かれています。このデジタルマップでは北を上にしていますので、見づらいかもしれませんが、ご了承ください。
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Posted by:大津市役所 都市計画課
作者:江戸時代の大津百町を描いた古地図 個人蔵

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