「1.広島城下町絵図」
道筋を黄、川や堀を水色、町屋を黒、寺院を赤、藩用地や侍屋敷、神社を無彩色で表し、町名、藩の施設名、侍屋敷の居住者名、寺社名、主な橋名、新開名等が記されています。本図は正徳年間(1711~16)ごろの様子を描いたものと考えられます。
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「2.広島城下絵屏風」
広島城の南側を通っていた西国街道の道筋に沿って、文化年間(1804~18)ごろの町並みを描いています。東側から順に春夏秋冬の季節の推移とともに、街道筋の店頭、町門や裏筋の様子など、城下に暮らす人々や街道を行き交う人々の様子を生き生きと表現しています。
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「3.広島市街明細地図」
明治前期に出版された広島市街地図です。本図に記載されている地名は、明治4年(1871)の廃藩置県及び同15年(1882)1月の地名変更を経ているため、白島地区ならびに江戸時代に新開や村だった郊外で変化が著しくなっています。
本図では市街地のうち、鎮台・県庁・警察署・裁判所・控訴裁判所は赤、その他は黄に彩色されています。
なお、本図のランドマークは、「広島諸商仕入買物案内記并ニ名所しらべ全」(明治16年(1883))を登録しています。これは、明治時代初めの広島で営業していたさまざまな業種の店を紹介した商工名鑑のようなもので、250近くの店の様子が銅版画で詳細に描かれています。江戸時代の名残をとどめつつ、近代化に向けて歩を進めていた時代の、広島の町や人々の様子を知る資料となっています。広島をはじめ、大阪・東京・京都等で販売されました。
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「4.大日本職業別明細図 大広島市」
個別の商店名や事業所名などが記載された戦前の都市案内地図で、東京交通社が発行しています。記載対象となる施設はかならずしも網羅的ではなく、紙幅におさめるため図全体がかなりデフォルメされているのが特徴です。
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「5.広島城下大絵図(平成19年)」
広島城下の街道や社寺・史跡、広島城の塀などを地図上に示しており、現在との位置関係がわかりやすくなっています。
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